骨格は体の動きが容易になるように変形します

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これはあまり知られていないことですが、長年骨格矯正をしてきた私の個人的な意見としてお話します。骨格の歪みは、同じ動作を繰り返すことで、体がその動きに適応し、骨格が変化してしまうことが原因だと考えています。

普段は、椅子の座り方、前屈の仕方、横座りなど、体の使い方についていくつか注意点をお話ししていますが、あまり細かいことを言い過ぎても実践できないと思うので、これくらいにしています。一日中体の使い方を意識するのは難しいでしょう。

本当はもっと注意すべき点があります。例えば、同じ動作を繰り返さないことです。ドアを開けるとき、トイレの便座のふたを開けるときなど、無意識に同じ手を使っていませんか?左右の足もどちらか一方に偏っているでしょう。これら些細な動作の積み重ねが、骨盤をはじめとした骨格の歪みにつながります。

家の中のものは右利き用に作られていることが多く、左利きの人でも右手を使う場面が多いと思います。左手は物を支える手、右手は動かす手になっているかもしれません。この場合、腕だけでなく全身の骨格も動いています。全身の骨格が右手の動きに合わせて動くことで、左右のバランスが崩れてしまうのです。

とても重要なことですが、日常生活でどう意識すればいいのか、まだ説明方法が見つかっていません。常に気を張って生活するのは大変なので、どこまで実践できるか悩んでいます。もう少し時間をください、きっと良い解決法が見つかると思います。