バスターのひとりごと(坐骨神経痛)

folder未分類
バスターのひとりごと
いろいろなことをつぶやいています

最悪の痛みのことは忘れてください。

坐骨神経痛を発症する方は、長年の腰痛に悩まされている方が多いようです。何十年も腰痛と付き合い、その間に何度もぎっくり腰を発症し、激しい痛みに襲われています。そして、その度に日常的な腰痛や坐骨神経痛も悪化していると思われます。

施術が進み痛みが軽減すると、施術の間隔も広がってきますが、問題はそこです。施術によって痛みはなくなっても、次の施術までの間に徐々に痛みが戻ってくることがあります。特に最初の痛みが強かった方ほど、その時の痛みを最初の痛みと比較して、軽いか強いかを判断しているのではないでしょうか。

私にはその方の痛みは分かりませんし、痛みの感じ方には個人差があります。しかし、骨格の状態から見ると、痛みがないとは考えにくいことが多いのです。改善が進んできた頃に問題が出てくるのは、ご本人の痛みの感じ方と骨格の歪みの強さがかけ離れている場合があるからです。

改善が進むと施術間隔を広げることになりますが、症状に応じた間隔にすることが重要です。症状に見合わない間隔に広げると悪化してしまうため、ただ間隔を広げればいいというものではありません。しかし、ご本人としては、痛みを感じなくなって楽になっているのに短い間隔で施術日を決められると、経済的に負担を感じて不満につながるでしょう。

それが重なると、ある日突然連絡が途絶えるという最悪の事態になりかねません。痛みの強さだけで判断することはできませんが、判断が難しいところです。

最終的にはご本人の言葉を尊重して良くなっていると判断しますが、その結果、それ以上の改善が見込めなくなることもあります。

経済的なことも関係してくるので、非常に微妙な問題です。