ギックリ腰の時にやってはいけない事 ふたつあります

安静とストレッチ

ギックリ腰の時にやってはいけない事 ふたつあります

普段からお客様と接していて、どうも皆さんは誤った情報で振り回されているように感じます。これをやるからかえって回復が遅くなっているのかもしれません。

その①

ギックリ腰の時は安静にしている…という誤解。

医療機関ではこのように案内しているようですが、これは回復を遅らせる結果になります。ギックリ腰というのは骨盤と仙骨の位置が悪くなっている(関節が歪んでいる)ために関節が思うように動きません。ただでさえ動きが悪くなっている仙腸関節を安静にして、座る・寝るなどをしているとますます動きを悪くする結果になります。たまに一か月から二か月の間寝たきりになったなどという話を聞きますが、おそらくそのような理由によるものと思われます。ではどうすればいいのか?

特別なことをする必要はありません。

それはゆっくりでいいから、歩き回ることに尽きます。

歪んで動きが悪くなっている仙腸関節(骨盤と仙骨の間の関節)をゆっくりと”ゆする”感覚で動かして自然治癒力を引き出します。同時に同じ理由で背骨もゆすることで可動性を引き出します。いちばん確かなのは骨格矯正をすることなのですが、それができないときはゆっくりと歩き回るのが次善の策です。ただし回復を急ぐあまり早足になるとオーバーワークとなり逆に悪化します。焦らずゆっくりと、が秘訣です。

その②

ギックリ腰はストレッチ!

ストレッチは筋肉を柔軟にするのが目的ですが、腰痛(特にぎっくり腰は)骨格の歪み・関節の変形が原因で身体が動かなくなっています。その動かない関節を無理やりにストレッチで動かすことでさらに関節の変形を進めてしまいます。一生懸命に早くよくなろうと努力するその姿勢は高く評価しますが、その努力の方向を間違ってはいけません。

ではどうすればいいの?

できることはただ一つ。①のああ

つまり、焦らずに少しずつ体を動かすのが回復の近道という事です。

もっと近道は整体院での骨格矯正です。