ギックリ腰の痛みがなくなっても治ったとは思わないでください

皆さんがよく誤解することです

皆さんがよく誤解することですが、ギックリ腰や坐骨神経痛の痛みがなくなってくるともうそれだけで治ったと大喜びするのですが、お気持ちはわかりますがちょっと待ってください。実際にはそれほど簡単なことではなくもっと時間をかけて状態が安定したことを確認する行程が必要なのです。

人間の身体はわずかな骨格のゆがみでは痛みを感じることがなくある程度の遊びがあるから自由に体を動かせるのです。もしそれが無かったら些細なことで激しい痛みを感じておそらくまともな生活ができない事でしょう。つまり痛みが感じられない時でも全身の骨格は歪んでいることが多いのです。ですから痛みのあるなしだけで判断をしていては修正の途中でやめてしまうことになります。

激しい痛みをとることを最優先で行っています

当店ではギックリ腰や坐骨神経痛などの辛い症状の場合、激しい痛みをとることを最優先で行う代わりにその状態が長続きすることを犠牲にしています。ですから皆さんが驚くほど速く痛みは取れていきますが、それから長続きするための事に取り掛かります。具体的に言うと骨盤周辺から徐々に範囲を広げて体幹部を修正します。

体質改善に近い感覚が必要です

さらに体幹のゆがみは足や膝・股関節・肋骨などの胸郭・肩や首などにも影響していて、骨盤の歪みに応じた全身の歪みを起こしています。ですから緊急で骨盤周辺だけ修正をした初期の段階では、そんなに長続きはできない状態なのです。

長年の生活で蓄積した骨格の歪みは数回の骨格矯正で解消できるほど簡単ではなく多くの時間をかける必要があり、体質改善に近い感覚が必要です。