なかなか改善しない方に共通する特徴です
当店は様々な症状で驚異的な治癒率(最終的に満足していただける状態になる率)90%前後を誇っていますが残り10%前後はご満足いただけない方もいます。この事も頭の痛いことなのですがこれには二つの原因があります。
【ひとつは施術の日程をご自分で決めること】
腰痛の施術は症状に応じた施術間隔を選ぶ必要があって、症状が重い場合は短く、軽くなると長くというように調整します。これを間違えるとなかなか効果が得られません。それというのも骨格を矯正した後は徐々に悪い状態に戻っていくので間をあけすぎると元の状態まで悪化します。これを何度繰り返しても同じ悪い状態のところを行ったり来たりするだけになります。そのうち良くならないのにしびれを切らして足が遠のいてゆくことになります。
この裏には症状がおさまってくると痛みが無くなりますが、痛くもない時に施術をするのがもったいないという判断をするのかと思います。しかしこの時点では多くの場合骨格のゆがみは残っていて、痛みを感じるほどではないだけで、決して治ったという事ではないのです。
ですからこの時点で手入れを続けることでより良い状態に到達する事ができるのです。言い換えればせっかくあと少しのところまで来ていながら最後の仕上げを中断したばかりにすぐに元の状態に戻ってしまうという事で、いつまで経っても軽い痛みが取れない不快な状態が続きます。
【日常生活でほとんど体を動かさない】
もう一つの原因は、日常生活でほとんど体を動かさないということが挙げられます。 体を動かさないという事は座ってばかりいるか寝ていることが多い訳ですが、そうなると骨盤や背骨などの骨格が硬くなり骨格矯正を受け付けなくなり、いくら力を加えても狙った骨が動かなくては矯正になりません。
硬くなった骨格に対抗するには強い力を加えればいいのですが高齢になってくると骨密度の心配があってそれもできなくなってきます。さらに腰痛の結果で膝が痛い場合は歩くこともできなくなりまさに悪循環に陥ってしまう、なかなか厄介な状態です。
このように日頃からきちんと身体を動かすということは誰にでもできる最も基本的な腰痛予防法で、すでに痛みがある場合も骨格矯正を受け付けやすくするためのご自分でできる方法です。