あまり知られていませんが横座りはやめた方がいいです

- update更新日 : 2024年04月02日
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骨盤が歪みます

当店のお客様の中には何人かの保育士の方がいますが、その皆さんの共通の悩みが横座りなのです。乳幼児を預かっていると普段の生活は安全のためにも床ですることになります。しかし床で生活している園児の世話をするときにはどうしても横座りの姿勢を取らざるを得なくなるのですが、それが原因で腰痛を引き起こしています。意外に思われる方も多いかと思いますが、実は横座りは骨盤の変形を招き腰痛を悪化させます。

男性は横座りをすることはそんなに多くはないと思いますが、女性にとっては日常的におなじみの生活スタイルです。おそらく小さなころから疑うことなくそうしてきたのでしょうが、年齢を重ねるほど骨盤の歪みは蓄積してやがて腰の痛みを覚えるようになります。大部分の方は左右どちらかには座れても反対側の座り方はできないと思います。それが骨盤が歪んでいる証拠なのですが、どちらか片側にでも座れること自体が骨盤が歪んでいるということです。

例えば女性がスカートで外出した場合、出先で胡坐をかくというのはまず無理で、その場合は横座りになるのが自然です。また保育士さんのように仕事で横座りをせざるを得ない場合もあります。胡坐だとすぐに立ち上がれないこともありますが、何といっても保護者の目を気にするようです。一般的に女性は横座りという固定観念があって、健康を犠牲にしても横座りをしてしまうようです。

因みに、床の座り方で一番負担が少ないのが正座ですがこれは長続きしません。次に負担が少ないのが胡坐なのです。あとはあえて言えば片膝を立てて座る事くらいがおすすめできますが、横座りは論外です。そう考えるとスカートの出番は次第に少なくなっていき、胡坐でいいじゃないかという風潮になっていけば女性の腰痛はもう少し減っていくのかもしれません。それよりも、床に座る生活よりも椅子に座る生活のほうが身体にとっては楽なようです。

これらの効果には個人差があります。