腰痛になりにくい身体のための体質改善の提案
分子栄養学による体質改善
腰痛になりやすい方と腰痛になりにくい方がいます。この差は生活習慣や生活環境など様々な要因によりますが、その中で良質な筋肉、つまり柔軟な筋肉を豊富に
備えることで腰痛になりにくい身体を手に入れようという分子栄養学による体質改善の提案です。
筋肉は日々新しいものに生まれ変わっていますが、その時に筋肉の材料になるアミノ酸が体に豊富にあると良質な筋肉ができます。そしてビタミンCが触媒として働き良質のコラーゲンを生成します。そしてビタミンEが炎症を抑える働きをします。
このように体質から腰痛になりにくい身体にしていきませんか。
ビタミンC
全身の骨・軟骨・筋肉・靭帯・健はコラーゲンで構成されていて、骨で約50日〜150日、その他はもっと短いサイクルで新陳代謝を行なっていて、常に新しい組織と入れ替わっています。その時に体内のアミノ酸を原料にしてビタミンCを触媒としてコラーゲンを生成します。
ですから常に多くのビタミンCを必要とするのですが、残念ながら他の動物と違って霊長類は自分の体でビタミンCを作る事ができません。そこで外部から取り入れる必要があるのですが、現在の果物は農薬や合成肥料により十分な栄養素が期待できないようです。
さらに、それだけの量を果物で取る場合かなりの量を食べることになりますが、果物の果糖を過剰にとることになります。科学的に合成されたアスコルビン酸と天然のビタミンCは作用に差はないようです。
一日4000mgを朝夕二度に分けてお飲みいただき、水も多めにお飲みください。
ビタミンE
身体の炎症を鎮める働きがあります。しかし食品から必要量を摂るには膨大な量を食べなければならず、現実的ではありませんのでサプリメントを利用します.。一日300mgをとっていただきます。天然型がおすすめです。
高タンパク食

全身のコラーゲンの生成には大量の良性のタンパク質が必要です。できれば毎食ごとに手のひら程度の大きさの肉もしくは魚を摂るようにしてください。植物性タンパクもありま すが、タンパク質の含有量では動物性の方が優っているようです。卵は完全食品と言われ ており、手軽に食べられます。昔はコレステロールのことを心配しましたが最新の研究で は全く問題がないようです。
よく洗って農薬を除去した野菜もお忘れなく。
プロテインなども場合によっては組み合わせてもいいようです。腰痛になりにくい身体を手に入れましょう。