ぎっくり腰予備軍必見!立ってズボンが履けないなら骨盤矯正せよ

立ってズボンが履けない⇒身体が硬い⇒ストレッチ⇒ギックリ腰
このような流れのことが実は多いようで、多くの誤解から地獄へと足を踏み入れてしまう方が後を絶ちません。
立ってズボンが履けないと感じるほど体が硬くなったため、熱心にストレッチをされたそうですが、残念ながらぎっくり腰を発症してしまいました。
詳しくお話を伺うと、特に右脚が上がりにくく、左脚も柔らかいとは言えない状態だったとのこと。右脚の上がりにくさを改善しようと懸命にストレッチを続けた結果、体は柔軟になるどころか、次第に動きにくくなり、ついにぎっくり腰に至ってしまったそうです。
右足が上がりにくくなるのは、偶然やその方だけの問題ではありません。これまで13年間開業していますが、ほぼ100%の方が同じような骨盤の歪み方をしています。しかし、その原因はまだ不明で、この分野の研究が進んでいないため、参考資料もなく、現状は足踏み状態です。
骨格が歪むと関節が変形し、その可動域が制限されて正しく動かせなくなります。しかし、ご自身では「体が硬い」あるいは「疲労」と誤解してしまいます。骨や関節には痛覚がないため、このような感覚になります。
「疲れやすくて、いくら休んでも疲れが取れない」というのもこれに当たります。さらに、背骨も歪むと下半身に分布する神経に干渉し、下半身全体の筋肉が硬くなることがありますが、これもストレッチでは改善しません。
このように、動きにくくなった関節をストレッチで無理に動かそうとすると、骨格の歪みはさらに大きくなり、最終的に骨盤に負担がかかり、ぎっくり腰を引き起こします。
つまり、立ってズボンが履けないという問題を解決しようとしたストレッチが、かえって骨盤を歪ませることになってしまったのです。
「体が硬い」「疲れやすい」「疲れが取れない」といった自覚症状がある場合は、ストレッチではなく骨格矯正を受けることが正しい選択肢で、はるかに効果的と言えます。