バスターのひとりごと(ギックリ腰)
一番痛かった時のことは忘れてください。

ギックリ腰の痛さは一度でも経験された方ならお判りでしょうが、まさに人生観が変わるほどの衝撃なのです。ところが時間が経つにつれて痛みは和らいできてそれほどの痛みはなくなってきます。身体の動きもなんとか日常生活に支障のないところまでは戻ります。
ここで皆さんは「ギックリ腰が治った」と判断されるわけですが、ここが大きなまちがいなのです。ギックリ腰は骨盤が大きくゆがんだことで激しい痛みと体が動かなくなっているものです。でも大きくゆがんだ骨盤はいくら時間がたっても完全に正常な状態には戻ることはありません。自然治癒力がなくなっていて、他からの助けをかりないと元には戻れないのです。
皆さんは「ギックリ腰はくせになる」ということを口にしますが、くせになっているわけではなくて、ただ単に完全に治っていないだけなのです。身体が痛みになれて、ゆがんだ骨格が少しだけ動くようになっているだけなのです。だから体がかたく感じているはずで、歳をとったからかなと結論付ける方がほとんどです。
ただ気にしていただきたいのは、はげしい痛みがなくなっても腰の奥深くには常に重苦しくて鈍い痛みがあるはずです。まさにそれこそ骨盤がゆがんでいる証拠で、体がかたく感じる原因なのです。その重苦しい痛みは実はあってはならない感覚なのです。
そして身体がかたく感じることでストレッチをする方がおいでですが、先ほど書いたように骨盤のゆがみが原因で骨格がかたくなっているので、無理にストレッチをすれば関節がこわれます。やればやるほど体はかたくなっていき、最後にはギックリ腰の再発を招きます。
ギックリ腰の後の体の硬さは筋肉がかたくなっているわけではなく、関節の形が悪くて動かなくなっているのです。実はこのストレッチはしてはいけないストレッチなのです。
ではなぜこんなことが起きるのかと言えば、ギックリ腰の最初の痛みがおさまったことで治ったと思って、元の身体に戻ったと思ったことがそもそもの間違いなのです。激しい痛みはなくなっても奥深くの鈍い痛みがあるうちはギックリ腰は残っています。
その鈍い痛みのもとの骨盤のゆがみを修正できるのは、当店自慢の骨盤矯正なのです。