人間の骨格は未完成です・・それは骨格の構造の問題です

- update更新日 : 2024年08月06日
folder未分類

・・・・人間の骨格は未完成です・・・・

~~それは骨格の構造の問題です~~

【立っても座っても寝ていても、骨格は歪んできます。】

二足歩行をする人間の骨格は犬や猫と同じ四足歩行用にできたものですが 、ある時に二本足で立ってしまいその時から腰痛が宿命となっています。

二足歩行は本来の使われ方ではないので、常に無理な姿勢を続けているわけで、そこからくる悪い体の使い方が骨格のゆがみを引き起こしています。    

われわれ人間の骨格は、足の骨・骨盤・背骨・首の骨・頭蓋骨と全て積み重なっていてそれを筋肉が支えている形です。ちょうど画像のジェンガのイメージに似ているかと思います。

そして脚から骨盤までの間は二本の支柱で支える形で、そこから上の首までは一本の支柱で支えています。さらにその境目の部分には骨盤があって非常に柔軟な動きをする働き者なんですが、ゆがみやすいという欠点もあり大部分の方の骨盤はゆがんでいます。

骨盤にできたゆがみは背骨と足の骨格をゆがませ、重力が働いて上から押さえつけていますので更に拡大する力に変わっていて自然にゆがみが治るという事は望めません。

 

 【さらに生活習慣が追い打ちをかけます】            

更に前かがみの姿勢や椅子に座るなど日常のなにげない動作がゆがみを大きくします。

仕事やスポーツで体を同じ方向に繰り返し回転させるなどの動きや同じ動作を長時間繰り返すこともゆがみの原因です。

【ゆがみが戻らなくなった時が腰痛です。】

一方関節は体の動きに合わせて常に動いています。

しかし限界を超えて動いた場合や繰り返し力が加わった時、歪みが積み重なった時などに元の形に戻らなくなります。  

それが腰痛です。

そのように二足歩行をするにしては、人間の骨格は充分な強度がなく構造的に欠陥があると言わざるを得ません。

 

【痛い方と痛くない方がいます】

痛みの感受性は個人差があって、同じような歪みでも痛く感じる方と痛みを感じない方がいます。 

それまで何ともなかった方が、いきなり激しい痛みに襲われて動けなくなることがあるのはこの為です。 

これまでに一度でもそのような経験のある方は、痛みを過信していては重症化するまで気が付かない可能性があります。

 

過去にむち打ちの事故や首を強くねん挫した経験がある場合は腰痛の原因になっています。

 

ハイアーチ(甲高の足)も腰痛の原因です。

重症の腰痛の方の多くにハイアーチが見られます。 

甲高の骨格は骨盤を後方に傾かせる働きがあり、さらに左右の足の甲の高さが違うときは骨盤の高さが同じく違ってきますのでそれも腰痛の原因になります。 

何気なしにやっている生活習慣で多くの腰痛が起きています。ホームページには「驚き!こんな体の使い方が腰痛の原因だった!」というコーナーがあります。ぜひご覧ください。

 〇このように年齢性別に関係なく発症する腰痛ですから、定期的にメンテナンスをすることで重症化の予防ができます。 

またすでに痛みがある場合は、早目に手入れを開始するのが早期回復への近道です。