「原因不明」と片付けられるが、実は解決できる症状3選

【当院の視点】「原因不明」と片付けられるが、実は解決できる症状3選
病院を受診しても「原因が不明なので様子をみてください」と診断され、適切な治療を受けられないというお悩みをよく耳にします。しかし、これらの症状も、身体の仕組みにしっかりと向き合えば改善へと導けるものがほとんどです。ここでは、特に多く見られる3つの症状について、当院の視点から解説します。
腰痛
腰痛の約8割は原因不明とされていますが、これは発生件数で見ても「原因不明症状」のトップバッターです。
「老化」「肥満」「運動不足」「筋肉疲労」など、誰彼構わず言われるような一般論で片付けられがちですが、必ずしもそれが事実とは限りません。
すべての原因を筋肉を中心に考えるからこそ、症状が複雑になり「訳が分からない」状態に陥るのです。私たちは骨格に焦点を当てて考えるため、腰痛はそれほど苦しむ症状ではありません。
肩痛(四十肩)
そもそも「四十肩」という言い方は、原因が特定できない症状をまとめて入れた「フォルダー」のようなものです。
「2年~3年もすれば自然に痛みはおさまる」として、その間は鎮痛剤で対処されることがありますが、それでは痛みが収まらないという声も多く聞かれます。手の動きに制限がかかるため、生活の質(QOL)を大幅に低下させてしまいます。
膝痛(変形性膝関節症)
膝の痛みは「関節の変形」とイコールで考えられてしまいますが、実際に変形が原因となっているのは、膝の痛み全体の10%程度にとどまります。
そのほとんどは、背骨から出ている神経の障害であり、「坐骨神経痛」と呼ばれる症状の一部です。同じ原因で股関節痛が起こることもあり、両方が併発することもあります。原因が分かれば、決して怖い症状ではありません。
サプリメントは意味がありません。また、交通事故や転倒以外で膝関節が変形する場合も、必ず原因はあります。その根本原因を解決しない限り、いつまで経っても改善しないのです。
まとめ:研究が進まない理由と今後の課題
このように身体の痛みが「原因不明」とされてから長い時間が経過しているにもかかわらず、一向に研究が進んでいないのが現状です。それは、医療が筋肉ばかりに目を向けているからです。
効果がないと分かったにも関わらず、他の原因に目を向けない頑なな姿勢を改めない限り、「体の痛み難民」が救済されることはありません。骨格の歪みから真の原因を特定するアプローチであれば、解決はそれほど難しいことではないのです。




