正月明けに腰痛が多発する原因とは

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例年、正月休みが終わってしばらく経った頃に、重症の患者様が増える傾向にあります。

これは正月だけでなく、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇明けにも同様に見られる現象です。

長期移動による負担

一つには、連休中の旅行による新幹線、飛行機、自家用車などでの長時間の移動が原因として考えられます。これらの乗り物のシートは、その構造上、座ることで腰痛を引き起こしやすい仕組みになっており、知らずに座り続けることで症状を悪化させてしまうケースが多く見られます。これは、シート設計において骨盤の仕組みが十分に考慮されていないためかもしれません。

「ゴロゴロ」生活と骨格のゆがみ

しかし、旅行などに全く行っていないにもかかわらず、腰痛が悪化する方も少なくありません。普段から当店を定期的にご利用になり、快適な日常生活を送っている方でも、自宅で「ゴロゴロ」と過ごすことで腰痛が悪化してしまうのです。

これこそが骨格の扱いの難しい点で、座りっぱなしや寝たきりの生活は非常に良くありません。特に、不適切な座り方(ソファ、座椅子、こたつ、横座りなど)は、骨盤のゆがみを引き起こす大きな原因となります。

座る動作への身体の不適応

人間の骨格はもともと四足歩行の時代に発達し、二足歩行に移行したことで腰痛という問題が生じました。この問題は、いまだに根本的には解決されていません。

つまり、人間の身体は「座る」という動作に対応しきれていないため、座っている時間をできるだけ少なくすることが、腰痛予防として非常に有効であると言えます。

生活様式の変化による骨格の混乱

少し視点を変えると、「普段と違う生活」を送ることが骨格を歪ませる可能性があります。骨格は、その人がよく行う体の使い方(立ち仕事、歩行、デスクワークなど)に適応し、その動きをしやすいように変化しているという考え方もあるからです。

しかし、長期の休み中に普段とは違う動きが増えると、その新しい動きに対応しようとして骨格が変化を始めます。

そのため、正月明けのこの時期は、体が新しい変化に対応するまでの「過渡期の混乱」とも言えます。裏を返せば、長期休暇中であっても、日常の生活様式と大きくかけ離れた生活をしない方が、体にとっては優しいと言えるでしょう。

これはあくまでも私個人の感想で、腰痛というものをこのような角度から捉えています。