世の中には腰痛難民が溢れています

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腰痛難民
救われることのない腰痛難民が溢れています

世の中には腰の痛みに苦しむ方が非常に多く、何とか改善しようと努力しています。各種の情報を調べたり、治療院を訪れたりと、並々ならぬ行動をしているにもかかわらず、その多くが改善に至っていません。

「腰痛難民」という言葉は不謹慎だと批判されかねないとの懸念はありますが、私の本意は決して腰痛に苦しむ方を揶揄するものではありません。むしろ、このような状況を作り出している治療院業界への批判の思いを込めて執筆しています。

現状では、腰痛改善の目的で医療機関や民間療法の施設を利用しても、腰痛の治癒はおろか症状の軽減すら叶わないことが多々あります。

その理由は、それらの機関が主張する腰痛の原因と対処法を見れば明らかです。私の他のページでも繰り返し述べていることですが、あまりにも勉強不足であり、自分たちの行いがどれほどの効果を上げているかの評価を全くしていないため、いつまで経っても改善が見られないのです。このことを批判しています。

多くの方が共通認識として「どこに行っても腰痛は治らない」と感じているのではないでしょうか。これは関係者すべての勉強不足、努力不足に起因すると言えます。

例えば、私が30歳の頃に腰痛で整形外科に行った際、医師に「あなたは高齢だから腰痛は仕方がない」と言われました。驚くべき発言です。

少し前に、知人で接骨院を経営している人と話した時に受けた質問も衝撃的でした。「治せない人にはどのように言い訳してますか」――これは、治せないことの言い訳を常日頃用意しており、機械的に言っているだけで、ゼロ歳の青年に高齢者と言ってしまうような実態を示しています。

おそらく皆さんも非常に多くの同様の経験がおありかと思います。当店のお客様の話を聞いても、今でもそのことは熱心に行われているようで、一向に変わっていないようです。「高齢」「肥満」「運動不足」「身体が硬い」など、昔からあまり増えていない言い訳を見ても、関係者の勉強不足が伺えます。

これらの診断の罪深いところは、治せない側に問題があるにもかかわらず、患者(お客様)側に問題があると、根拠のない責任転嫁をしている点です。

何一つ効果的なことをせずにいわれのない非難をされ、料金の支払いだけはしっかりと請求される。これでは誰だって悲しくなります。心の優しい方であれば、何軒も通ううちに本当にそう信じ込んでしまいます。

この状態を、私は「腰痛難民」と呼んでいます。

当店にも、そのような経験を繰り返してこられた方が自虐的な質問をされます。本当に多いのですが、皆様揃って回復へと向かっています。

国家資格や民間資格の関係者は、もっと勉強して、情けない言い訳を一生懸命に考えるのを止めるべきだと強く言いたいです。

業界の内部事情の暴露になってしまいました。