バスターのひとりごと(変形性膝関節症)

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サプリメント
膝の痛みには無意味です

マスコミやSNSで目にする変形性膝関節症に関するサプリメントや整形外科の人工関節のCMは、現実と大きくかけ離れていると感じています。

CMでは「膝の痛み=変形性膝関節症」「高齢者=変形性膝関節症」というような内容で、不必要に恐怖を煽るものが多いです。しかし、断言しますが、それらのほとんどは効果がありません。なぜなら、膝の痛みの大部分は関節の変形によるものではないからです。

結論から言うと、膝の痛みの大部分は、骨盤や背骨のゆがみによって膝周りの筋肉がこわばることが原因であり、そのこわばりが痛みを引き起こしています。膝関節の変形はごくわずかでしかありません。したがって、サプリメントも人工関節も全く効果はありません。

たとえ変形があったとしても、サプリメントは何の役にも立ちません。飲んだ成分が軟骨に直接届くことはまずありませんし、そもそも軟骨が痛みが出るほど摩耗していることは多くありません。

人工関節も、骨盤から下肢全体のゆがみを修正しなければ意味がありません。幸いにも痛みを引き起こす膝関節が人工物になることで痛みは感じなくなりますが、いずれ膝以外の部分に別の痛みを引き起こすことになります。

もうCMに騙されるのはやめにしましょう。それらはただ売り上げを伸ばしたいだけなのです。

ほとんどの膝の痛みは、腰のケアで解消します。残りの部分も、関節の変形を修正すれば済む問題です。膝関節のゆがみは、骨盤から始まる全身の骨格のゆがみの一部なのです。