また新しいテクニックが加わりました
- update更新日 : 2025年06月08日
folder未分類かなり腰痛が重症になった方がどうしても戻りやすい傾向があって、その対策を常に検討しているのですが、一つの可能性として骨盤の上方変位というのがあります。
骨盤のゆがみが大きくなってくると、はじめは横方向のゆがみだったものがやがて情報の変位に変化してくる可能性があります。
その骨盤を足を下方に引くことで骨盤ごと修正しようというものです。
このことに関して従来は、骨盤に上方から力を加えるテクニックを使っていました。このテクニックは股関節の亜脱臼に用いることはありましたが、骨盤の上方変位にも応用してみたところなかなか成績がいいようです。
施術直後の状態は良好で、一定期間が経過した後の維持率がどうなのか、複数回の施術は

どこまで可能なのかなど今後の課題をクリアーしていく段階に来ています。
これには数か月の間に数百回のテストを重ねて安全性と効果の程度を見ていくことになります。
なにぶん前例のないことに挑戦していて、すべて仮説を立てて評価をすることの繰り返しですので、避けては通れない行程です。
テクニックとしては強力な部類に入ると思いますので誰にでも使えると言う訳ではなく、骨盤のゆがみの強い場合だけに限定することになると思います。運用法が確立するとまたひとつ力つよい手段が加わることになり、施術の幅が広がるとともに効果も一段と優れたものになります。何とか実用に導入できるように、期待するとともに今から楽しみにしています。