どうも大変なことが起きているようです。

実は昨年末から気になっていることがありまして、かなり深刻な事なのです。
というのも、新規でご来店になる方の重症の比率が多いように感じます。それもぎっくり腰や坐骨神経痛を我慢を重ねた挙句、いよいよこじれてからご来店になっています。しかも健康保険を使って治療を試みていた方がかなり多く見られます。
やはり諸物価高騰によって体の管理にお金をかけられなくなっていることが形になって表れているようです。確かにどんなに腰が痛くても命に関わることはないので、優先順位は下がるのはやむを得ないことです。しかし何もしないわけにもいかず、効果が少ないことは分かっていても健康保険を使っての対処をなさっているようです。
しかしこれが重大な問題で、ごく軽い腰痛程度であればこれで問題は無いのですが、ぎっくり腰や坐骨神経痛などの重症の腰痛は後々後悔することになります。確かにご本人が納得しているのであれば鎮痛剤や電気治療でその場を取り繕う対症療法でも時間とともに症状は落ち着いてくることもあります。
ところが重症の方の場合、対症療法程度では何もしていないのと同じで、症状が改善するどころか悪化を続けることになります。どんなに一回当たりの支払い金額が安くても悪化していくのでは意味がないですよね。その状態の方が増えているのです。
通常ですと当店では全くストレスのない状態を目指すのですが、このような経済状態なので、ご本人のご希望に沿って完璧をあえて目指さないことも選択肢に入れています。せめて苦痛が半分程度に軽減できて家計の負担を軽くできるのであればそのような対応もしています。これ以上悪化させないという緊急時の施術です。遠慮なくお申し付けください。