パンドラの箱に匹敵するのがギックリ腰です
世界が一変します
ギリシャ神話のパンドラの箱の話はご存じかと思いますが、まさにギックリ腰は腰痛にとってパンドラの箱と言えます。一旦経験したが最後それまで考えもしなかった症状が次々と襲いかかって来て自分を取り巻く世界が一変することになります。
それというのも、ギックリ腰とは骨盤と仙骨が本来の形を維持できなくなって激しく歪んだもので自然治癒力を失っています。つまりどんなに時間が経っても自然に回復はできません。確かにいつの間にかある程度は身体が動くようにはなるし痛みもそれなりに軽くはなってきますが、それは歪んだ形に体が馴染んでいるだけで治ったわけではないのです。
治っているわけではありません
皆さんが良く癖になると口にするのは、実は再発を繰り返しているわけでそのたびに悪化を続けています。より強いゆがみを引き起こしやがて椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を発症することになります。これはお尻や太ももの強い痛みのほかに脛やふくらはぎ・かかとや足の甲・指先などありとあらゆる場所を転々と移動する不思議な痛みも伴います。
さらに下半身全体が硬く強張り重い感じになり、常にだるく疲れやすくていくら寝ても疲れが取れません。歩く時も歩幅が小さくなりスピードは遅くなり周囲のスピードについていけません。(病院では運動不足を指摘され、トレーニングやストレッチを指導されますが効果は当然ありません)
身体に自信が無くなります
老化現象を意識するようになりいっきに老け込んでしまい、自分の身体に自信が無くなります。さらに骨盤のゆがみは上半身にも及び、首や肩の痛み・腕や肘や手首・頭痛や背中などにも痛みを引き起こし動きも悪くなります。病院のあらゆる科を回りますがすべてが原因不明となり不安感だけが残ります。原因不明のとんでもない悪性の疾患を心配しながらも時間だけは過ぎてゆく、そんな状態がギックリ腰から起きる標準的な症状です。
ここまで来ると時間はかかりますが全身の骨格をリセットする必要があります。