先日交通事故で一か月も満足に歩けない方がご来店になりました。
右膝の痛みで一か月も歩けない
一か月ほど前にちょっとした交通事故で横向きに転倒してから右膝が痛くて歩けないとのことです。ある整形外科での一通りの診断では骨に異常はないとの事だが痛みがひかないようなら鎮痛剤と湿布、この暑いのにサポータまで処方されているが全く効果がないので何とかしてくださいとのことでした。
交通事故です
一瞬の事故なので詳しくは覚えていないけれどわかる範囲で事故の様子をうかがってみると、右の方からゆっくりと来た車に当たって左に倒れて右膝を捻った可能性が高いようです。膝は90度くらいしか曲がらず屈伸はしたくない状態で日常生活がかなり不便な様子でした。そこであお向けで寝てもらうとつま先は外を向いているのですが膝から上は左右差がない状態です。
膝関節が外に回転しています
それらを総合すると膝の関節は外側に回転していると予想され、それを裏付けるように左右で形が違っています。ここまで調べてみると対処法はただ一つ、外旋した関節を真直ぐに戻すことです。ここまでの所要時間はおよそ10分、立って屈伸をしてもらったところわずかに痛みは残るものの体重を乗せた屈伸ができて歩行にも支障がなくなっています。
あっけなく終わったものの・・
最後に微調整をして終了しましたがあまりの出来事にご本人はなかなか現実が受け止められないご様子でした。長い間不自由な生活と痛みに耐えてきた割にあっけなく終わってしまったからですね。結果から言うとめでたしめでたしというところなのですが、それで済ませてはいけないと思っています。
これで良いのか、医療機関
というのも、こんな10分で終わるような簡単な症状を一か月以上(最悪の場合数年間も)も改善できない医療の現実を見て、そんなお粗末なところに体を預ける事がいかに危険で恐ろしいことなのか考える必要がありますし、そもそもこんなところが医療機関の看板を出していることが適切なのか疑問に思えてなりません。
少しくらい遠くてもお越しください
とは言っても適切な対処ができる所が皆さんの身近にある確率は極めて低いといわざるを得ず、そのくらい骨格医療は惨憺たる状態だという事です。しかし諦める必要はなく、多少遠くても骨格矯正の整体院の当店にご足労いただければご満足いただける対処をしております。
尚、症状には個人差があります。