腰痛をはじめとする骨格のトラブルは生活習慣によります

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椅子の座り方や前かがみのしかたなど体の使い方を間違えると骨格は偏った荷重の影響で歪みを起こします。各々の関節は固有の可動域があってその範囲の中ならば問題がなく動けるのですが、可動域を超えた動きをすると関節は変形してもとには戻らなくなります。するとその関節はさらに可動域が狭くなりそれまでできていた動きができなくなります。場合によっては痛みが伴う事がありますが自覚症状は体が硬くなってきたという程度のことになります。

しかしこのようなゆがみが溜まっていくとやがて強い痛みを伴う腰痛に変化していきます。ゆがみの原因となる場所は骨盤が一番多いのですが、中には首や背中なども原因になっている場合があります。交通事故で首を痛めたことで首の骨がゆがんでいる場合や枕が合わない場合、うつ伏せ寝をしている場合などいくつかの原因が考えられます。

また背中の胃骨が原因で歪みを起こしているケースでは姿勢が悪くて猫背になることも全身のゆがみにつながります。このようにご自分で意識していただくことである程度予防できるのですが、これは全体の半分程度になると思われます。

では残りの半分はどうなのかというと、二本足で立って生活することでゆがみができるものです。しかも骨盤のゆがみ方が全く同じ方向に決まっていて、逆方向に歪んだ骨盤はなぜかこれまで一例も見られません。何かの理由があるはずですが今のところ説明がつかないことでこの仕組みが解明できれば腰痛のリスクはもっと低減できるのではないかと思います。

という事から今のところご自分でできる腰痛の予防は生活習慣の見直しをしていただくことです。

効果には個人差があります。