身体に合わない椅子の肘掛けは腰痛やぎっくり腰の原因です

体に合った肘掛けが重要です
今回はあまりにも当たり前のようについていて疑問を持たない存在の椅子の肘掛けの話です。まずこれが体に合っていないと腰痛を引き起こします。

例えば皆さんは椅子に座るときに骨盤の前後の角度にはかなり注意を払うようになってきていますが、左右の傾きは意識されていないのでは。

本当は体格に合わせてひじ掛けも高さを調節できればいいのですがそんな椅子にお目にかかったことがありません。
つまり大部分の方が合わない肘掛けの椅子を使っていることになります。

脚は組むは肘掛け使うはもうめちゃくちゃ
身体に肘掛けがあっていないとどうなる?
それでは体に合わないとどうなるのかと言えば、ひじ掛けに肘を合わせる動作、つまり体を傾けることになります。↑↑↑↑
その事で骨盤も背骨も左右に歪みますが、その形はほかでもない「ぎっくり腰」の形なのです。合わせるのは骨盤と背骨をゆがませた「ぎっくり腰」の形を作ることになります。

骨盤の仕組みが認識不足?
それというのもほとんどの椅子はひじ掛けの高さも計算したうえで作っていると思いますが、一番基本的な骨盤の仕組みに対する認識が不足しているため骨盤を後ろに倒す座り方で設計しているようです。
要するに腰痛予防の観点からすると骨盤は立てて座るのが良いとされているのですが、それをするにはひじ掛けが低すぎることになり、高さを合わせるために骨盤と背中をゆがませた「ぎっくり腰」の形をとらざるを得ないのです。

Bauhutte(骨盤を立てるいすの座り方!3つのポイント)より引用
https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/correct-pelvis/

交通機関の椅子を使うとき
と言う訳で交通機関をはじめ世の中の既製品の椅子は、この間違った骨盤の認識を基に作られているようですので、以下の二点を理解してください。
①背もたれは使わない
(体重は背骨で支える。もたれかかる必要はない)

②ひじ掛けが低すぎるときはその存在を無視する。

このことで骨盤を立て左右はまっすぐに座ることができ、腰痛の原因を排除できます。
腰と背中が立っている時と同じ状態で座るのが理想です。